天然酵母でパンを焼こう

中学生のときに、友達のお母さんがパンを焼いてくれて、「家でパンが焼ける!」と知った私は、随分パンを焼いてきました。

でも、最近あんまり焼かない…。子どもたちが小さくて、家にいたときのほうがパンを焼く時間がたくさんあったのです。今じゃ出歩いてばかり。美味しパンやさんも近所にたくさんあるし…。なんて思っていたんですが、お金を払って、あんな楽しいことを他人任せにしていてよいのか!という疑問もずーっと頭にある。歩いて10分のところにある富沢商店にいくたびに、「パンが焼きたい!」と思っていたのです。
f:id:halchan80:20100209074037j:image
「自家製酵母」のパン教室―こんなに簡単だったんだ!マイペースで楽しく続けられる

この本を見つけて、パン作りを再開です!
天然酵母を、種起こしからつくっています。ドライイーストよりもサイクルが長いので、本当に気の長い話ですが、タイムスケジュールのパターンがちゃんとかいてあるので、なんとか行けそうです。ゆっくり発酵するので、オーバーになりにくいというのも、今の私向きかも。

f:id:halchan80:20100209073925j:image
干しブドウとお水でスタート。気温が低いので、ヨーグルトメーカー(ビンに巻きつけるタイプ)を使って、台所でほぼ一週間。毎日一度、ビンごと振ってガスを抜いて…。やっとぶくぶく泡が出てきました。
f:id:halchan80:20100211110850j:image
使う粉は、全粒粉・準強力粉・ライ麦粉など。富沢商店で購入。
f:id:halchan80:20100211111756j:image
干しブドウからとった酵母エキスに粉を混ぜて、種起こし。ヨーグルトメーカーで保温して、上がってきたら冷蔵庫で寝かして、粉とお水を追加。
f:id:halchan80:20100214201315j:image
2回目で、こんなに上がってきました。ここまでは、だいたい教科書の写真のとおり・・・のように見えますが。


広口ビンにサランラップで蓋をして、輪ゴムで留めているのですが、種の表面が乾燥するのでサランラップを2重にし、さらに上からビニール袋をかぶせることにしました。
一年で一番寒い時期なので、温度管理が結構大変ですが、上がりが遅ければ時間をかければよいので、暑い時期のほうがかえって難しいかもしれません。


粉と水を追加するときに、「こねない」「粉っぽさが残るぐらいでよい」と書いてあるのですが、この加減が難しいです。ボウルにこびりついた部分など、こそげ落としていれたら、そのまま硬くなってすじのようになっています。発酵が進んだら、均一になるのか、ちょっと心配。


干しブドウによっても、酵母菌がちがうんじゃないかとか、今発酵している菌は、正しい酵母なのかとか、容器は熱湯消毒するけれど「手」はどれくらい洗えば大丈夫なのか・・・とか…心配事はいろいろありますが、どんどん膨らんでくる酵母が「わが子」のようでとてもかわいいです。


「で、いつパンになるの?」と、まささんから素朴な質問が…。

いつでしょうかねぇ。もうかれこれ半月面倒みているわけです。今週後半には、天然酵母的にはゲットレディーなのだとおもいます。


ちゃんとパンになってから、ブログに載せるべきかも…とは思いましたが、記録の意味での途中経過報告でした。


 

富沢商店にオンラインショップがあるんですねぇ!今回初めて知りました。すごい品揃えです。 http://www.tomizawa.co.jp/shop_index.html