「私のクッキングフルーツ・ストーリー 魅力いっぱいのサワー・チェリーを伝えたい」

と題して、開催された
第56回RHSJキッチンガーデンクラブ例会
に参加してきました。

甘くて酸っぱくて、真っ赤なチェリーパイって、いかにもアメリカのお母さんのアジというデザート。映画か何かで見た記憶はあっても、なかなか日本では食べられない。よく出回っているアメリカンチェリーを煮ても、ぶよぶよと中途半端な色と味で「ああ」はならないものです。

それは、チェリーの種類が違うから。酸果桜桃といわれる酸っぱいタイプ(サワー・チェリー)というサクランボがあるということを初めて知りました。

「高野」で商品開発やフルーツ教室の企画や講師をされている久保直子先生は、アメリカのチェリーの産地ミシガンをおとずれ、年に一度のチェリーの収穫の様子や、さまざまなレシピ、チェリー農場の人々の暮らしなどを取材されて、「Cherry Rec Cooking Book」を出版された方です。
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久保先生の、チェリー栽培の様子や、レシピの紹介、栽培されている小林祐造先生のご苦労話など大変興味深かったです。

生の果物が四季折々に楽しめる日本は、フルーツを調理して食べる習慣が根付きにくいというお話でしたが、加工して初めておいしい果物には、生のものからは摂りにくい栄養価も豊富だとうお話、是非とも取り入れたいですね。
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お楽しみの試食コーナーでは、とれたての生のサワーチェリーや、シロップ漬け、蜂蜜漬け、チェリーパイ、クランブル、チェリーの入ったブラウニー、チェリーソース、ジャムもいろいろなメーカーのもの、などなどたくさんご用意していただき、サワーチェリーを堪能しました。

今回のお話の中で、高野主催のカルチャースクールがあることを知りました。
季節ごとのフルーツ特集や、紅茶教室、シェフのお話を聞きながらパフェをいただくデザートパーティー…。大人気で、ほとんど満席。キャンセル待ちしてでも、一度参加してみたいものばかりです。

首尾よくお声がかかったら、またブログでご報告いたします。