ごぼうのスープ

我が家には、定期的に無農薬有機栽培の野菜がセットで配達されるですが、このところごぼうがあまりぎみ。毎週、40cmぐらいにカットしたものが、3本ぐらいくるんだけれどそんなに食べられない。

ごぼう料理といえば、きんぴら、炒りどりとか筑前煮に少し入れたり、笹がきにして牛肉と料理したり、鴨の柳川とか、炊き込みごはんに入れたり…。いずれにしても、そんなにたくさん食べると翌日大変…というわけです。

どこかのレストランでお肉のソテーに添えてあった「ごぼうのチップ」がおいしくて真似してみたんだけれど、いくら揚げてもそんなにカリカリにはならず、繊維だけが固く残って飲み込めないという感じになってしまいました。一度乾燥させてから、あげるのかもしれませんが、それだと一層固くなりそう。いずれにしても、一本分揚げたら、食べきれない感じです。

どこかのフランス料理で出てきた、ごぼうのスープ、カプチーノ仕立てがとてもオシャレでおいしかったので、いつかはゴボウでスープを作りたいと思っていたところ、先日の新聞に「ごぼうのスープ」のレシピがでていました。さっそくトライ。


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☆ごぼうのスープ☆
ごぼう200gを小口切りにし、酢水に少しさらして水気を切り、
エクストラバージンのオリーブオイルでよーく炒めます。
チキンのスープ1リットルと松の実40g、
米粒を大匙5杯いれて30分煮ます。
少し冷まして、ミキサーにかけて出来上がり。

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写真はあえて載せません。おもっていたほど、黒くはなりませんでした。

カプチーノ仕立てとは全く違うポタージュ状のものが出来上がりました。なかなかのボリューム。でも生クリームでとろみを出しているわけではないので、とてもヘルシーなのではないかと思います。

リゾットになってしまうのでは…と思うほどお米が入りましたが、ごぼうの繊維を包み込むには、これぐらいいるのかな。口当たりは、そんなに気になりませんでした。でも、どうしても裏ごししたい人もいるかもしれませんね。たとえば、お米は少なめにして、ミキサーにかけてから、シノワでぎゅうぎゅうに押してしぼって、取れたスープに生クリームを入れえてバーミックスでカプチーノとか、できるかも。

でもやっぱり、せっかくのごぼう。繊維ごといただけば腸の調子を整えるのに、とても良いメニューのような気がします。