大掃除の前に

昨日はデパートで、クリスマスソングなんか聞いてしまい愕然としました。早くもお歳暮が届くし・・・。

今年は震災前と震災後と、世の中も人の心も自分の気分もがらりと変化した年で、どこからが「今年」なんだかよくわからない。何十年もの変化が一度にあったような気もします。

先週までは、まだ暑い日もあったのでそうでもなかったのですが、気温が下がってくると「年の瀬」感が身に迫りなぜだか気が急くわけです。

断捨離ブームで、いろいろ思うところもあったのですが、結局は「捨てられない自分」を思い知るばかり。在庫の整理で終わっていましたが、今一度!年末の大掃除に向けて押入れの発掘調査をはじめました。

どうするつもりで買ったのか、思い出すのも恥ずかしい様々な妄想の残骸が、不用品の山となり私の行く手を阻んでおります。

年末までにカタがつくかどうかわかりませんが、まず、妄想を妄想と認識するところから、そしてまだ追い続ける妄想ともうやめる妄想とに分別する作業を根気強くやることにします・・・。

またまたららぽーと

今年大学生になった甥っ子が、試験が終わったということで、一緒にららぽーとにいってくれました。小さいころから一緒に生活していたので、父の喜びようは最上級です。

私たち3姉妹…私の下に一人男の子がいたのですが、赤ちゃんの時に亡くしているので、父にとっては待望の男の子…。待望しすぎて、孫は3人全部男の子なのです。

「赤ちゃんが生まれれば 女の子に決まっていると思っていたんで、本当にびっくりした!」と、うちの長男が生まれたときにいっていました。そんなものなのでしょうかね。


甥っ子は、車いすを押すのは初めてだといっていましたが、父の身体の重みを感じつつスロープを上るというのは、とても感慨深いものではなかったかと思います。私もそうだったので・・・。

うれしそうな二人の様子を、携帯で写真に撮りました。

そして、お寿司屋さんで「たらふく」食べましたよ。アナゴは外せないですしね。マグロもね。テレビで紹介された店だそうで、お値段もそこそこでいろいろ食べられます。

「あら汁が食べたい!」というので、ちょっと焦りましたが、ササッと骨をとってあげたらお箸で細かくなった魚のみを残らず食べてから、お汁をいただいていました。

本当にお箸が上手です。

また、洋服がみたいというので、イトーヨーカドーを散策。今回は、気にいるのがなかったみたいで何も買いませんでした。

映画館もあるよ・・・。となんとなく誘ってみましたが、あんまり・・。何をやっているんだい???ハリーポッターとトランスフォーマー???「変圧器か?」というので、そうみたいだねと言っておきました。

またまた、宇治のお茶屋さんで一休み。クリームあんみつに抹茶シロップをたっぷりかけて、美味しそうにいただいていました。寒天がおいしかったです。海藻臭さが全然なくて弾力があって・・・。私は白玉あんみつ、甥っ子は抹茶のわらび餅、アイスクリーム添え。

わらび餅は、なんで「わらび」なんだ??という話。さっするに、本来はわらびの根っこから採ったでんぷんでつくったのではないか、と。葛餅は、葛の根っこ、片栗粉は、カタクリの根っこだったに違いない、というのが私の説。それぞれ薬効があったのでしょうが、いまやほとんどが代用品。ジャガイモだったり?名前だけ残して…というのも、「文化」というか「ずるい」だけなのか。昔の人は、手間暇をかけて本当にいいものをたべていたんですね。

甥っ子は、夏休み中に南三陸町にいくんだそうです。この夏休みじゃないと、そして学生じゃないとできないこと!とても素晴らしい!大いに賛成です。いろいろなことに興味があって本当に楽しみな青年です。

また帰ってきたら、いろいろ話を聞かせてくれるでしょう。

お時間があったらのぞいてみてください。 →甥っ子のブログ

facebook

Face Book とはてなが連携することになり、別個に管理していたブログとフェイスブックが一度に更新できるそうで。

どんな感じかテストで投稿です。

Twitter とはてなが連動して、TwitterFacebookが連動して、Twitterのつぶやきのまとめをはてなに載せていたら、それがFacebookにも載ってきて・・・なんだかややこしいのでつぶやきのまとめはやめたのですが、今度ははてなとFacebookです。

どう管理するのが合理的なんでしょうかね。

ラ・マルセイエーズ

今日も暑い。昼間の炎天下、父の施設に到着。このところ立ち上がる時にふらつくということで、車いすで移動。

先週ららぽーとで買ってきた夏ものの洋服を納品。自分で選んだシャツとズボン、ちゃんと覚えていてくれた。名札を付けないといけないので、「手間をかけて悪いね」という。この前食べたお寿司も、ちゃんと覚えている。マグロがおいしくてお代わりしたことも覚えている。「うまかった。また行こう!」そういえばアナゴを食べそこなったので、今度は忘れないようにしよう。

お金のことを心配している。{このぐらい私が買ってあげるから・・・}というと、申し訳ないねと笑っている。「ところで、残高はどうなっているのか?」と、ごもっともなご質問。それは、管理をしている人に聞かないと・・・。やっぱり老後の資金は計画的に考えておいたほうがいいです。計画も狂うこともあるけど。


先週、山岡荘八徳川家康、13・14・15巻と買ってきたのに、もう読み終わっている。次は16巻から。柳生石舟斎も読みたいという。アマゾンで探してみましょう。

そうそう、巴里祭だねという話。先日もフランス国歌をフランス語で歌おうとしたら途中から歌詞を忘れてしまった・・・と残念そうだったので、スマホで検索。ご愛用の日記用スケッチブックに2番まで書いておいてあげた。7番まであるとは今回初めて知った。執念を感じる。

要するに、フランスの国歌は革命の歌だという話。大変勇ましいし、血なまぐさい。「さざれ石の巌となりて・・・」なんて歌っている国がかなうわけがないというのが父の論点。そういえば、中学校の世界史の先生が「フランス人の若者は子牛の一頭ぐらい食べるというのに、日本人みたいなお茶漬け民族がかなうわけがない・・・」と口癖のように言っていたっけ。

「なでしこ」が「バイキング」に勝つという昨今ですが。

私は第2外国語はフランス語だったのだが、歌詞をみても発音できない。訳詞を読まないと、意味もわからない。父上は、「そうそう・・・」といって、思い出した様子。ちょっと口ずさむと施設の女性たちも集まってきて、すごいすごい!と大騒ぎ。まんざらでもなさそうな父を見ていると、娘としても大変うれしいです。

昔、ある人の前で大声で歌ったら、その人がフランス語の先生だとあとでわかってとても恥ずかしくなったという思い出話がぽろりとでてきた。何歳になっても忘れられないある一瞬というのが、澱のように記憶のボトルの中でゆらゆらと浮かんでは沈み・・・だれしも、そういうものなのでしょうね。



Allons enfants de la Patrie,
Le jour de gloire est arrivé!
Contre nous, de la tyrannie,
L'étendard sanglant est levé!
L'étendard sanglant est levé!
Entendez-vous, dans les campagnes,
Mugir ces féroces soldats?
Ils viennent jusque dans nos bras
Egorger nos fils et nos compagnes!
1.
いざ祖国の子らよ!
栄光の日は来たれり
暴君の血染めの旗が翻る
戦場に響き渡る獰猛な兵等の怒号
我等が妻子らの命を奪わんと迫り来たれり
[ Refrain ]
Aux armes, citoyens !
Formez vos bataillons !
Marchons ! marchons !
Qu'un sang impur abreuve nos sillons !
<リフレイン>
武器を取るのだ、我が市民よ!
隊列を整えよ!
進め!進め!
敵の不浄なる血で耕地を染めあげよ!
2.
Que veut cette horde d'esclaves,
De traîtres, de rois conjurés ?
Pour qui ces ignobles entraves,
Ces fers dès longtemps préparés ?
Ces fers dès longtemps préparés ?
Français, pour nous, ah ! quel outrage !
Quels transports il doit exciter !
C'est nous qu'on ose méditer
De rendre à l'antique esclavage !
(Refrain)
2.
奴隷と反逆者の集団、謀議を図る王等
我等がために用意されし鉄の鎖
同士たるフランス人よ!
何たる侮辱か!何をかなさんや!
敵は我等を古き隷属に貶めんと企めり!

年老いた物理学者との会話 七夕編 

先日、父のいる老人施設にいったら七夕飾りがありました。ちょっとした笹の枝に短冊がひらひら。節電とはいえ、お年寄りばっかりなので冷房をいれていて、外の世界よりは幾分涼しい感じ。

父も短冊を書いたというので、探しながら皆さんのお願いごとを何となく読んでみたり。

ビールが飲みたい
野球観戦に行きたい
お寿司が食べたい
うまいおそばが食べたい

男性はこんな感じ

女性は

家に帰りたい
○○苑の皆さんと仲良くやっていきたい
などなど

ものすごく達筆なものも、文字にならないものもあったり。
人生の重みを感じたりしました。

で、お父さんはなんて書いたの?ときくと、何となくうやむやにしたい感じ。

好きな女性と暮らしたい


だそうです。

先日も、結婚することになったとかで、ハワイの洞窟で挙式するんだけれど、まだみんなには内緒にしてあるという話。おお、お父様そんなにお元気でなにより。。。

もっとおしゃれな「着るもの」が欲しいというので、またららぽーとにお買い物に行く約束をしました。

今度こそ、お寿司屋さんへいってみようと思います。