春野菜のタンメン

鼎泰豊（ディンタイフォン）の、期間限定メニュー、春野菜のタンメンです。色がきれい。やさしいお味で、食べやすいです。こういう上品なスープの麺が好きですね。

10年ぐらい前に、台湾の鼎泰豊にいったことがあります。大変な人気。現地の方がファミリーで番号札までとっておいてくれて、大人数でお食事をしました。

予定の時間に到着すると、番号が表示される電光掲示板が店先に。予約票をにぎりしめて辛抱強く待つ大群衆の熱気にあっとうされました。やっと呼ばれて店内に。点心をこねる職人さんをかき分けるようにして、2階の席へ。

どのお料理もとても繊細でおいしかったです。麺類も、日本で流行っているギトギトなものとは大違い。よくお味の出た鶏のスープは、きれいに澄んでいて細麺との調和も絶妙でした。もちろん小籠包も。丁寧に切ってさらした針生姜をたくさんのせていただきました。

新宿のデーパートに鼎泰豊ができたときには、台湾旅行のメンバーでランチにいきました。ちょっと脂っぽくて、本家のお味とは違うような感じでしたが、それでも嬉しくて何度か長蛇の列を並んで食べに行きました。

小籠包は、今ではだれでも知る料理になりましたが、最初はちょっと驚きの点心でした。酢か、酢醤油か、生姜は酢漬けになっていたり…お店によってずいぶん違いますね。焼き小籠包というのも、テレビでみかけます。それぞれみな、特徴があっておいしいでしょうね。家ではちょっと作れないので、リーズナブルなお店で蒸籠を山積みにして食べたいものですね。

当時、子どもを置いて旅行に行くのは初めて！一大決心の台湾旅行でしたが、ほんの2泊3日がたくさんの思い出でいっぱいです。無理して行ってよかった。日本でも鼎泰豊が味わえる時代になりましたが、友達との旅行の思い出は、年を追うごとに素敵な宝物になっていくような気がします。