土地の記憶

ブラタモリ、最近稀なお勧め番組です。

http://www.nhk.or.jp/buratamori/

昨日は、母校の裏手界隈。
坂も石垣も、なんだか懐かしい。

イタリア大使館なんて、意識はありましたが行ったことはない。あの素晴らしい庭園を拝見できるチャンスはないものでしょうか。大使館になったからこそ、残されているというのも皮肉な感じもします。

大名屋敷の回遊式庭園。東京大学の三四郎池も、昔はあんな感じだったのでしょうか。今では、周りがちょっと残念な感じですが、残されているだけでもありがたく思わねばなりません。

ガマ池伝説も、とても興奮しました。江戸のなごりを訪ねて街歩きというのは、なんという風情のあるウォーキングでしょう。東京郊外よりも、中心のちょっとした開発の狭間に「土地の記憶」が生きているのかもしれません。そして、その保存に外国人の力が少なからずあるというのも、なんだか不思議な感じです。

私も地図が大好きなので、タモリさんの「土地の記憶」という言葉に感動しました。地形に、人々の暮らしの歴史が刻まれていることを、掘り返すながら味わう。遠くへいかなくても「時空の旅」が楽しめるという…。

文化の地産地消的な時間が楽しい、番組です。