バラの名前をめぐる旅

ヨーロッパ バラの名前をめぐる旅

カバーの写真の美しいバラの庭にひかれて手に取った本です。著者の松本路子さんは、写真家。ご自宅でバラを60鉢育てられているとのこと。海外レポートやポートレート写真の個展なども開かれているそうです。

この本に出てくるバラは、有名な、そして我が家の庭にもある品種ばかり。ジョセフィーヌ、ルドーテ、コレット、モリス…。人物の名前をとったバラは、その人の生涯に捧げる思いがこめられていて、花が咲くたびに深い思いが心に蘇ります。

この本で、もっと詳しく歴史を知り、ゆかりの庭の美しい写真をまるで旅行をしているように観ることができて、バラ好きな人にとっては、とても素敵な一冊でしょう。

いつか私も訪れてみたいバラの庭ばかりです。