不可能犯罪捜査官って?

ドラマってあんまりみないんです。時間がないので・・・。どちらかというと、ノンフィクション派。ちゃちな作り話に付き合っている暇はない??でも、たまにみると面白いね。

先週、たまたまみた「不可能犯罪捜査官 キイナ」。本当に不可能だなと思いつつ、キイナさんの喋りが好きで、また観てしまった。なんと最終回!もっと最初から観ていたら、もっと好きになっていたか、最終回は観ていなかったか・・。

不可能犯罪捜査官の、「不可能」は何にかかっているの?不可能犯罪?不可能捜査?不可能捜査官?いずれにしても最初から不可能といってしまうところが、すごいと思います。


びっくりしたのは、セクスィー部長!こんなところで真面目な顔して係長をやっている!よかったねぇ。もう真面目な役はできないんじゃないかと、心配していたんですよ。寡黙で渋い役だけれど、今にもニタニタし始めそうで、おかしくてしょうがない。草刈さんと、ちょっとキャラかぶらないかと心配したり。まあ、みんな年取ったね。

キイナさんは、やっぱり特別な人なんでしょうね。ピンとひらめく記憶力は、私も負けないと思いましたが、あの読書力はすごい。誰もが一目置くようになったのは、終盤からなのかもしれませんが。でも、ひとりの女の子の直感を頼りに捜査しているようでは、いかがなものかとも思います。本職の方々に申し訳ない。

普通は、「このドラマはフィクションです うんぬん・・・」ってメッセージが入るのに、「・・・実際に起った事件をモトに・・・」といっているところが、また変わっている。逃げていないようであいまいな感じ。今までと違う警察モノというのでしょうか。手っ取り早くて、ちょうどいいと思う部分もあるね、重すぎるのは疲れるから。2回しか見ていないけれど。


不思議なことって、世の中にはたくさんある。でも、事件となれば、不思議、あり得ないでは済まされない。手がかりが少なくて解明されなかったというだけで、何か分かっていない事実が残されているはず。ひたすら、それを探し続けていくしかない。コツコツ足で情報を集めるより、特殊能力に頼った方が早くて正確というのなら、そんなにたくさん捜査官はいらないけれどね。でも、コツコツに満足していても、ダメなんじゃないかと思います。


キイナさんをみならって、少しこもって本を読み漁りたくなりました。次の風を待つ間に・・・。