幸せのおすそ分け

テレビのニュースや新聞で見聞きすると、最近はお産する病院を予約するのもなかなか大変とか。妊婦がたらいまわしで・・・なんていう気の毒なお話もあって、そんなに産科が足りない状態なのでしょうか。

私の家は、いわゆる病院通りに面していて、歯科3件、内科2件、小児科専門1件、眼科1件、産婦人科2件、耳鼻科は駅の近くに引っ越してしまったのでなくなりましたが、こうやって数えるとけっこうなものです。

産科が同じ列の5件目にありまして、若いご夫婦や赤ちゃんを連れた方などなど、よくお見かけするのです。


知り合いのお嬢さんが、その病院でご出産され、昨日は退院日。お帰りの時にうちに立ち寄ってお赤飯を届けてくださったので、赤ちゃんにお目にかかることができました。

端正なお顔立ちのかわいい赤ちゃん!こんな生まれて数日目の赤ちゃんを見るのは、何年振りでしょうか。まさに人生始まったばかり。あらゆる夢と希望に満ちあふれた授かりものです。すやすやと穏やかに眠っていました。

初孫さんで、彼女はお若いおばあちゃま。なんだか不思議ですね、人生って。私が始めてのお産の時の、母の妙に浮き足立った様子がなつかしく思い出されます。自分の生んだ娘が、子どもを生む・・・。女として、親として、これまでとは全く違った絆を感じる日かもしれません。


わが家は息子ばかりで、娘の出産とは全く違う、初孫の登場になるわけでしょうね、いつの日か・・・。まだまだ、決まった彼女がいるような話すらないですが、案外「じきに」私もおばあちゃんかもしれません。


夕飯に、お赤飯をいただきました。思いがけず、とてもおめでたいお食事になりました。幸せのおすそ分け、大変ありがたくいただきました。


ありがとうございました。