アキレス腱

先日の練習会で、知り合いがアキレス腱を切ってしまいました。

ボン!と音もした、ということで疑いようもありません。

「ああ、また犠牲者が・・・」こういう現場を何人となく見てきました。が、間違いなく、最初に見たのは自分自身の現場でしたぁ。かれこれ・・・5年?6年前?もう忘れているというのも、どんなに回復したかという証拠でもありますが。

断裂直後に縫合したからか、経過もよくバドミントン復帰もかなり早かったのですが、それから何年も「もう一度きるのでは・・・」という不安との戦いだったように思います。

やれ、ウォームアップが足りなかっただの、ストレッチが不十分だっただの、睡眠不足だっただの、もともと体が硬いんだろうだとか、冷えていただとか、水分が足りなかっただとか、・・・・理由は色々考えられるし、そのどれもだったのかもしれないけれど。

切った人が一様にいうのは、「はずみ?」。そういわれてしまうと、予防のしようもない感じですが、いつ誰がなんてもおかしくないケガというわけでしょうか。そりゃ、悪条件を積み重ねないように自己管理は必要だけれど、何に気をつければ絶対に切らないとは、誰にもいえないのでしょう。

当時、さんざんお世話になったサイト
アキレス腱断裂
ここの来訪者履歴286が私です。

なんと2003年2月26日!ちょうど6周年記念!

そんなに経ったんだね。
今回のけが人さんには、とても失礼な話ですが、なんかとってもなつかしい。オフ会なんかも行って、みんなでいろいろな話をして、キズを見せ合って励ましあって。ネットの力の大きさ、情報の集約ということの大きな価値を肌で感じたものでした。

この、暖かくなったり、急に寒くなったりという時期は、要注意かもしれません。統計的に、アキレス腱断裂が特に多いわけでもないようですが。色々な人の体験談、治療の記録、ネット上の情報交換は、動けないときにこそありがたいものでした。

最近は、オフ会には行ってませんが、あの頃のみんなはどうしているでしょうか。