桃の産地

バラ関係の取材(の下見)で山梨県の石和温泉へ。コマツガーデンという、バラの苗の専門店とそのバラ園があるのです。(コマツガーデンについてはいずれまた。)

中央高速で都心から1時間半。一宮・御坂インターで降りると、桃の産地販売の看板が随所に。なんと日本一の桃の産地だそう。私はてっきり桃は岡山だと思っていました。

すこし標高の高いところの桃のほうが甘いと、コマツガーデンの人が教えてくれたので、ご紹介の「金桜園」に行きました。(なんと、立派なHPもある!)びっくりするほど広い園内は、袋がかかったぶどう棚に覆われ、見渡す限りのぶどう園とその奥に桃園。まるで中国のおめでたい絵のように、桃の木には色づいた桃が鈴なりでした。
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近所のスーパーではあまり見かけないほど大きな桃。
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桃は、袋をかけないんですね。ぼこぼこ落ちているのもあって、拾って歩いてジャムにしたい気分。観光バスの団体客も訪れる立派な観光果樹園です。テントの下には、たくさんテーブルが出ていて、大勢のお客さんが桃にかぶりついていました。
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まず、3つ桃を出されてまささんと二人で試食。黄色いのは「黄美娘(きみこ)」という品種だそうで、まるでマンゴーのように身がしまりとろみがあって甘かったです。白い桃もとっても甘い。それに肉厚。かぶりついても、種までだいぶ遠い感じがうれしいです。

桃狩りのお客さんが、ぞくぞくと桃園から戻ってきていましたが、狩っている時間はなかったので、お土産用を購入。なんと、食べごろすぎて郵送不可の15個いりが2000円ポッキリ!特大サイズ。

冷蔵庫に入れると、乾燥して固くなり甘味がそこなわれるそうで、氷水で冷やして召し上がれ!とのことです。

このあと、ぶどうの収穫時期がやってきます。
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きれいに袋がかかったぶどうたち。全部でいくつかけたのか。気が遠くなるような作業です。ぶどう狩りもたのしみです。


前日の土曜日は、中央高速の渋滞は大変だったようですが、この日は往復スムーズで、2時間で帰宅。ちょっと楽しい半日旅行でした。



翌月曜日は、豪雨が降ったようで、甲府一帯停電。川が増水して大変だったというニュースがはいりました。食べごろの桃たちは大丈夫だったでしょうか。

ちょっと心配です。