アクセシビリティー・ブートキャンプ


二日にわたりセミナーでございます。
インフォアクシアhttp://www.infoaxia.com/の植木さんによる
http://all-web.org/modules/tinyd/index.php?id=11 です。


一度、音声ブラウザ対応のサイトのコーディングを仕事でやりましたが
本当に大変。手間がかかるわりに、本当にこれでお役に立てているのか?
という疑問が常に付きまとい、真剣に考えたら別サイトを用意した方がよいのではと、ずいぶん思いました。


と、同時にWebだからユニバーサルになりうるという、大きな可能性も感じたわけですが。


将来、身体が不自由になって寝たきりになったとしてもほんの小さな顔の筋肉の動きだけでもPCの操作が出来る仕組みがあったりインターネットを通じて人とつながりを持てたり、自分の発信の場を持ち続ける事ができるということは、QLクオリティーオブライフ的には、ものすごく大きな要素なのではないかと思うわけです。それだけに、真剣に取り組まねばならない部分なわけですが、どうしても、そう想像力を働かせても、身近にそういう人がいない限りは、わからないことが多いと思います。


生半可な取り組みは、差別以外の何物でもなくなる可能性ありと思います。


でも、実際、普通の人が普通に心地よく使えるということが最優先で考えられていますよね。
どれだけ、目の不自由な人がこのサイトを見に来るのか、何を得ようとして来る可能性があるのか、ものを買う可能性はあるのか、手間をかけてまで対応する必要があるのか・・・といえば、とりあえず切り捨て?



公共のサイトはその必要性は普通の人にもわかることと思いますが、一般の商用のサイトなどでは、さも、ちゃんとしたサイト風にうわべだけアクセシビリティ対応しても、本当に親切にできているのかどこまでも疑問です。ちゃんとしたコンセプトと方針、ガイドラインが全体につじつまがあっている状態にするには、それなりの覚悟と決意がいることなのでしょうか。



二日目は、さらに興味深い内容になりそうなので楽しみです。


今日は涼しかったけれど
明日はまたまた暑くなりそうですね。


千葉方面の地震が心配です。