とおもったら


卒業式の前の日、頭を剃るっていうから・・
野球部だったので、なにかの節目には剃る、あるいは5厘刈りってやつに
したがるわけです。
この数年床屋に行ったことがないのは
部活が忙しくて床屋に行っている時間がなかったからなんですが
仏教系の学校だったから僧侶の先生が学校にバリカンを持っていて
休み時間に刈ってくれたり
いざという時のために家にも電気バリカンがあって
私が刈っていたからなんです。

まあ、丸刈りだったら自分で出来るので
あっと気が付いたらいつの間にか自分で刈り込んでいたりするのですが。


もともと息子達が小さい時から
私が床屋さんをやってあげていたので
丸刈りでなくても、ちょっとしたカットは長年の試行錯誤の結果
どうにかできるんですが。


卒業式のあと入学式でしょ、
いくらスポーツ学科といってもいきなり丸刈りじゃあ
インパクト強すぎないか?と大反対して
それじゃあおかあさん、松坂大輔みたいにしてよ・・
ってな話になったわけです。


あれは両サイド結構短くて頭頂部は立ててあるわけですが
前髪も結構微妙な長さで・・まあ、それらしくやってみようと


ところが、息子その2は中学生ぐらいからぐるんぐるんの天然パーマがでてきて
つんつん立たないんです。
短めに切るとパンチパーマみたいに勝手になっちゃう。
多少カットがへたでもごまかしが利くといえばそうなんですが、
流行のつんつん状態には到底ならないわけです。


で、できあがったのが、まあ、そんなにおかしくはないんだけれど
母親の私でさえも一瞬びっくりするくらいの堤下似!

すごいよく出来ました。

1時間半ほど濃密な床屋さんごっこの時間を過ごして
床屋代5000円ういたとすれば、
私の時給の中では◎にお花が付くくらいのお仕事でした。