断らない力

断る力 (文春新書)

勝間さんの「きっぱり!」の写真とこのタイトルを見て、この本を買った人はきっと、「自分は断る力がなくて損をしている・・・」少なからず思っている人なんだと思います。私もそうかもしれない。

勝間さんの本は2冊目ですが、最初は自慢と売り込みばっかりでうんざり・・・とも思ったのですが、とてもわかりやすい。そして、読み終わった後に「自分はこうして行こう!」というものが何か残るのでそれが人気の秘密かもしれません。テレビでみたときは、{すごく負けずぎらいそう}で{絶対友達にはなれない}と思ったのですが、ラジオ番組では、説得力と優しさ、人を力づけるパワーに好感をもちました。

本当のところ、会ってみないとわからない…ということですが、そういう機会もないでしょう。


「断る力」も、なんだかんだいわれているようですが、かなり読まれているんだと思います。大成功ですね。ビジネス頑張ってください。


私は私なりに、勝間さんのおっしゃっている「断る力」の意味、重要性、利点などなどとてもよく理解できました。ターゲット層よりもだいぶ上の世代ではありますが、それなりにとても元気が出ました。「自分は、おもっていたより断る力がある」ってことがわかったんです。ちゃんと大事なところでは断ってきたんだと自己認識できたのは、ちょっと自信を失いかけている時には大きな収穫です。断る価値があることと、断らない価値があることの選別を自分でしてきた、そしてその結果の積み重ねでここまで来ているわけですから、後悔なんて何もないわけです。


勝間さんとは、もしかして中学校から同じ学校の卒業生。なんと大学時代のクラブの後輩?という話です。大きく違ってくるのは、どこからだったんだろう。。。なんてつらつら考えます。時代もちがったのかもしれません。もともとの素質も努力の仕方もすごい方なんだと思います。


私は…子育ては人任せにしなかった…そこだけは譲れなかったのです。子育ても、自己満足の部分がかなりありますけれどね。