傘の捨て方

傘、壊れますよね。
昔は修理用のキットが売っていて、骨が折れた程度だったら、ペンチではさんで修復したものです。

もっと昔は、傘の修理屋さんが巡回してきていた。私の母は、傘の修理屋さんにたのんで、部品を分けてもらって自分で修理していました。布もはずしてお洗濯。防水加工をしなおして、また傘に張る。素晴らしい、リユース。昔の傘は、部材も立派だったのですよね。

昨今は、ビニール傘。家族それぞれがどこかで雨に降られて、しばらくさしていたものが壊れて、たまりにたまって山のよう。傘たてで錆びて、久しぶりに開いたら、その瞬間に分解!とか。

これを捨てるのが厄介なんですよね。分別しないといけない。長さの決まりごとにひっかかると、粗大ごみ扱いで有料・・・。まん中の骨なんて、切断する自信がまったくない。金ノコ買ってこないと。

「どこかの体育館の傘たてに、こっそり一本ずつ置いてくれば・・・」なんて、いわれるありさま。それはさすがに、人目をはばかる。だんだんうちの廃棄傘で、傘たてがいっぱいになる・・・なんて、おぞましい光景。


そこで、このたび!年末の大掃除ということで、20本近く解体しました!ビニールとプラスチック部分をはずすだけ。あとは束ねてごみ捨て場へ。だめだったら、こっそり引き上げるつもりでしたが、もって行ってくださいました。


ありがとうございます。
感謝感激。


たとえ500円でも、傘は傘。
高い傘を大事に使うか、ビニール傘を大事に使うか。
本質的には、同じことかもしれないです。
捨てる時は、同じ一本の傘。
皮をはがしやすいのは、ビニール傘。
急などしゃぶりで困った時に、雨を凌いでくれたのは、
ビニール傘ではなかったですか。

ものを大切にしましょう。