バードウォッチング

さわやかな秋晴れの昨日は、はなちゃんと一緒に県立四季の森公園にいってきました。

およそ45ヘクタール。炭焼き小屋、水車小屋、菖蒲園、水田、ジャンボ滑り台もあるし、野外ステージに大きな池。大自然がいっぱいの本格的な公園です。外周の茂みに入ると、山歩きをしているような錯覚にもおちいるうっそうとした森で、これからは紅葉もたのしみです。

北口の前に広がる広い池には、いくつかの小川が流れ込み、家族連れが思い思いに陣取って、水辺で遊んでいました。池の奥には、背の高い葦の茂る湿原もあって、夏は蛍がみられるそうです。

私たちが、池のほとりを歩いていると、対岸に高級カメラの放列が何かを狙っている様子でした。ススキの原と満開のコスモスが秋風にそよいで美しかったので、秋の風景を撮影しているのかと思ったのですが、それにしては不自然な何十万もする望遠レンズが遠目から何本も見えたので不思議に思っていました。

一回り山歩きをし、帰りに池の反対側を通ると、「あわよくばもうワンチャンス・・・」と思いつつもそろそろ退散という風情のカメラマンが数人残っていました。

まささんが「何を撮っているのですか?」とたずねると、カワセミだというお話でした。池の周りをホバーリングしたり、水に突入して餌をとったり、という「スクープ写真」が撮れるそうです。

調度私たちが先ほど歩いていた時に、水辺にカワセミが来ていたらしいということがわかりました。もし、池の反対側から歩き始めれば、観ることができたのかもしれません。残念でした。


カワセミは、このところ毎日くるんだそうです。他にもめずらしい鳥が撮れる・・・ということで、いろいろ写真を見せていただきました。


鳥を撮るのは、本当に難しいです。望遠レンズで飛んでいるものを追うなんて、動体視力と筋力、運動神経、反射神経、それに根気と高度なカメラの技術、そしてなにより「運」がなければとても無理。だからこそ、価値ある一枚が撮れるのでしょう。


とりあえず、「高級望遠レンズ」!が欲しくなるといけないので、自分には無理といいきかせつつ、お礼を述べて立ち去りました。

とてもすてきな、シニアカメラマンさん。いいご趣味ですね。
いろいろ教えていただきありがとうございました。

今度はお昼ごろにいってみようと思います。
日が高いほうが、カワセミが来ると教えてもらったので。