近近


かなり抵抗していたのですが、だんだん活字を読む気力が減退してきたようなので、意を決して老眼鏡なるものを作る事にしました。老眼というのは、調節機能が衰えていること・・と思っていたのですが、では老眼の度というのはどうやって測定しどうやって数値になるのかというのがなんだかよく理解できないわけです。


距離によって度数が違うという説明で、よく使う=一番不自由を感じている距離に対して度数にあった眼鏡を作るという眼鏡屋さんの説明でちょっと納得です。


もともと2.0でずっときて、遠視と乱視といわれていたのですが、銀行に就職を機にあっという間に近眼になり、その後十数年間眼鏡使用で運転免許も更新してきたのですが、30歳を過ぎて徐々に視力が回復し、今では裸眼で1.5ぐらいあるので運転免許の裸眼で通るようになりました。


本当に近視だったんですか?と眼科に聞かれるわけで、仮性近視だったのでは?というとそんなに長い仮性近視はないというお話で、パンパンとシャトルを打っているうちに目の訓練になっていたのでしょうか。


眼がいいだけに、ちょっとかすんでくるとすごく気になる・・。同世代がみんな老眼鏡を必要とするようになると、「かわいそうに・・」みたいに思っていたのに、自分もだんだんピントが合いづらくなって、疲れ眼だと自分に言い聞かせて目薬をさしたりブルーベリーの錠剤を飲んだりしていたのですが、この半年ぐらいで、ピントが合いづらいのではなく「合わない!」という状態になったのでめがねを作る事にしました。


というわけで、特定の距離のものを見るための眼鏡なので、所定の距離以外を見てしまうと世の中がゆがんで見えるということです。手元を見てぱっと遠くを見ると、急に対象外の距離に焦点を合わせることになり、まるでめまいを起こしたような「くらっと」感があるというわけで、近々両用のレンズにしました。ごく近くからちょっと離れた近くまでの段階があるレンズということです。


来週出来てくるのですが、これでまた、身の回りの探し物が増える・・・という感じがします。