年に一度の

人間ドックでした。
胃の検査は、鼻からの内視鏡推奨という病院です。

でも私は、バリウム!別にこだわりがあるわけじゃないんですが。


数年前、ポリープっぽいものがあるから(ずっとあったんだけれど)
一応胃カメラやりましょう。といわれて、やってみましたが、ひどいものでした。

こちらも初めて。あちらも初めて?って感じで若い女の先生が出てきて、いきなり麻酔。まだ麻酔効いてないっていうのに、ごりごり。よだれに涙に鼻水に…半べそ状態。カーテン越しのとなりでも、おじさんがげーげーやっているのが聞こえる。
麻酔がさめるまで、検査室の隅っこでじっと休養。「今日一日は、大事なことを決めないようにしてください・・・」ええ、そんなに危ないの?

結果は、ポリープはあるけれど、問題ないって(知ってました)。たくさんあるように見えたのは、発泡剤の泡でしょう。って!、なんだよ。あんな醜態さらしておいて、泡だったなんて??もうこりごりというわけです。口からだろうが、鼻からだろうが…。


バリウムも大変すよね。あんなつるつるの台の上で、ローストチキンのようにぐるぐる回って。おなかを押されたり、さかさまになったり。体力がないとできないですよね。

今回の病院は、技師さんが隣について、手で支えてくれたりするんです。一日何人検査するんでしょうか。一応、長い防護服のようなものを着ていますが、手足は出ているので大丈夫なのかなと心配になります。検査される方としては、ガラス窓の向こうからマイクで指示されるより、ずっといいです。人の気持ちが伝わる感じ。どうして回るのか、どういう角度になってほしいのか説明も的確でした。



「あなたの悪いところを見落とさないように、
 私たちも精いっぱいやってますから、
 ちょっと大変だけれどがんばりましょう・・・」

数年前まで、都内の有名病院にいっていました。帰りにはすべて結果が出るのが魅力。7年ぐらい行ってたのですが、あまりに流れ作業で…。検査のための検査?みたいな感じ。
・「何の精度が上がったから、何の検査はなくなりました・・」というような説明で、だんだん項目が減っていくのに料金が上がる。
・近所のレストラン数件で使える食事券が出ていたのに、それもなくなってサンドウィッチに。
・予約が取りづらく、年に一度同じ時期に受けるのが段々無理になってきた…。
・食事も水もとらずに、通勤ラッシュの電車で都内に行くのが苦痛。
というわけで、近場の病院に鞍替えして3年たちました。


「医」は、システムじゃなくて「人」ってことですかね。


お世話になった皆様。ありがとうございました。

結果は3週間後のお楽しみです。何か見つかれば、ラッキー。何もなくてもラッキー。そういうものですかね。