被害甚大


かみきりむしって、昆虫採集が楽しかったころはかなりポイント高い獲物だったのですが、今や宿敵。一体何本の庭木が犠牲になったことでしょうか。

今回は、春にアーチを彩ってくれていたロザンナがやられてしまいました。昨年春にも、根元からおがくずが出始め、必死に掘り返してカミキリムシ専用のスプレーを細い針金のようなノズルで大量に注入。(このときは有機無農薬などとはいっていられませんでした)そのあと木も元気でたくさん咲いてくれていたので、カミキリムシはお亡くなりになったのだと思っていました。


ところが先月、また根元からおがくずが出始め、どうやら成虫になって飛び立ったようだと思っていたのですが、また新しい幼虫が活動中なのでしょうか。急に葉っぱが全部茶色になり落葉し始めました。


株も落ち着いて、根元が太くなってくるとなおさらカミキリムシが入りやすくなるという感じもあり、本当に厄介です。本で調べると、なるべく早期発見して強力な農薬を注入、ガムやお味噌で穴を塞いで窒息させるというのですが、たいてい穴はとても長く、どこかと繋がっていて窒息というのは無理なのではと思います。
根元の穴から薬を入れたら、枝の上からあふれ出てきて、危うく浴びるところだった…という経験もあります。

カミキリムシも数種類あるようで、見つけ次第「昆虫標本の刑」に処してしまいたいのですが、たいていつかまりません。


根元のおがくずには、ご注意ください。